白石和彌監督が香取慎吾を主演に迎えた映画『凪待ち』(公開中)の感謝御礼舞台挨拶が7月6日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、香取、音尾琢真、白石監督が登壇。香取が30年後に思い描く理想の未来、七夕の願いを語った。
本作は、『孤狼の血』(18)、『麻雀放浪記2020』(19)など次々と話題作を手掛ける白石監督が香取を主演に迎えて描くヒューマンサスペンス。宮城県石巻市を舞台に、人生のどん底まで落ちきった男の姿を描く。舞台挨拶の模様は、全国78館で生中継された。夏祭りを再現したシーンの撮影が行われたのが、ちょうど1年前の7月7日だったとのこと。香取は「日々『映画を観ました』という感想をいただいて、会えた方と映画の話をするのが最近の日課。映画館に足を運んでくれる方がいっぱいいて、幸せを感じています」としみじみ。
昨年の7月5日にクランクアップしたという音尾は、「香取さんの大きな体で、太い腕で、僕に襲い掛かるようなシーンがあった。本気で怖かった。あの日がクランクアップだったんじゃないかな」と撮影中は香取の迫力に圧倒されたといい、「その香取さんと、こうしてステージの上でデニムを着て横に並ばせていただくと、なんだか“つよぽん”になったような幸せな気持ち。きっと監督は稲垣さんになったような気持ちを味わっているのではないか」と草なぎ剛と稲垣吾郎の名前を出し、香取と観客の笑いを誘っていた。
この日は、ツイッターで寄せられた質問にも回答。「『凪待ち』を色で例えると?」と聞かれると、「濃いブルー」と答えた香取。また「30年後はどんなおじいちゃんになっていると思う?」との質問に、香取は「体のこと、ダイエットのことを気にしない生活をしていたい。この40年近くずっと気にして生きている。昔はダイエットとか気にしていたなあって言いたい」と素直な気持ちを明かしていた。
また七夕の願い事について、香取は「白石組にもう一度入れること。『絶対やりたいです!』っていっぱい言っちゃったんですけど、監督が『本当に香取慎吾が必要だ』っていう役があったときでいいので。ぜひ白石組にもう一度参加できたらというのが願い」と望み、「音尾さんがうらやましい。『俺、呼ばれますから』って余裕でいるじゃないですか。うらやましい」と白石組の常連である音尾に羨望の眼差しを向けていた。白石監督は「映画を撮りたい。まだまだ撮り足りない」と貪欲な姿勢を吐露していた。
取材・文/成田 おり枝
https://movie.walkerplus.com/news/article/196444/
2019-07-06 09:47:15Z
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