『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』公開記念舞台挨拶が22日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、キャストの坂口健太郎、吉田鋼太郎、佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見、監督の野口照夫、ゲームパート監督の山本清史が登壇した。
本作は、息子である事を隠して父とオンラインゲームをプレイする日々を綴り、累計アクセス数が1,000万を超えるブログを原作に、スクウェア・エニックスの全面協力を得て映画化。実際に、息子が父親の本音を知るために計画をした一風変わった親子の感動作に、息子・岩本アキオ役に坂口健太郎、父・岩本暁役に吉田鋼太郎のW主演、アキオの会社の同僚・里美役に佐久間由衣、アキオの妹・美樹役に山本舞香が扮する。
SNSなどで早くも絶賛の声が続々と寄せられている本作。坂口は「（感想などをチェック）します！“坂口健太郎”でも調べるし、“光のお父さん”でも調べます。皆さんから本当に温かい言葉をいただいています。ネタバレもなく、いろんな人に勧めてくださる言葉が多くて、作品に携わった者からするととっても嬉しいです！」と喜び。
吉田は「僕もエゴサーチをする方で、1日5回くらい（笑）ドラマで大杉漣さんが演じていた役をやらせていただいて、『大杉漣さんのイメージを壊すな！』などと怯えていたんですが、いざ感想を見てみると『鋼太郎さんのも良かった！』と言ってくださる方もたくさん見受けられたので、ホッとしています」とコメントした。
ゲームキャラクターの声も演じているという吉田と佐久間の2人。佐久間は「（ゲームキャラクターの）容姿が“ゴリ男”なので、声帯がわからなくて（笑）」とにっこり。吉田も「容姿が“アレ”なんで、自分に近い声を入れました」と答えた。
映画のオリジナルキャラクターを演じた山本は、MCから「ご自身でいろんなアイデアをされたと伺っていますが…」と進行があると、「やだ！そんなことを言わないでくださいよ〜！恥ずかしい」と照れ笑い。「カメラで2人（坂口・吉田）を撮るところ、あれアドリブなんです。それくらい自由にやらせていただきました！」と撮影を振り返る。坂口は「すごく妹としていてくれたので、家族のシーンがすごく楽しかった」と明かした。
お気に入りのシーンを聞かれた坂口は「台本を読んで一番難しそうだなと思ったところがクライマックスのシーン。鋼太郎さんの前ではなく、モニターを前にお芝居をしなきゃならない。でも、鋼太郎さんと家族のシーンなどでお芝居を重ねた上で、（クライマックスのシーンは）撮影の後半に撮ったんです。おかげで、すんなり感情が溢れてきて…いままでお芝居をしてきた中でも、すごく驚いた経験になりました」と、充実した撮影だったことを明かした。
吉田は、坂口との初共演シーンについて「すごい芝居するなと思った。（あるシーンで）バッと全部片付けて、お父さんに『なんだよ！』って言うシーン。坂口健太郎ってすごい役者だなと思った」と絶賛した。
『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は全国公開中
(C)2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会 (C)マイディー/スクウェア・エニックス
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2019-06-22 08:04:16Z
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