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最初にマイクを握った佐藤は「社会的なメッセージも入った作品。余白のある映画なので、感じたまま受け取っていろいろな想像をしてほしいです」と観客1人ひとりに語りかける。高橋はクランクイン前に佐藤と2人で行った“決起集会”に触れて「『海人は中弥としてこの作品を楽しんで』と言ってくれて、頼りになるなあと思いました。それで作品に入ってみたら、勝利くんは楽屋の隅っこで小さくなって台本を読んでいて。その姿がワンちゃんみたいでかわいくて、飼いたくなりました」とにこやかに話して会場の笑いを誘った。
映画以外にも連続ドラマが毎週月曜に放送されており、Huluではオリジナルドラマの配信が行われている「ブラック校則」。早くも反響の大きさを感じているという佐藤は「Sexy Zoneのメンバーもみんな観てくれています」と明かし、「ケンティー(中島健人)が、エンドロールの写真を送ってきたので、『どうだった?』と聞いたらグーサインの絵文字だけが返ってきて。いつも言葉巧みに俺を翻弄するあのケンティーにも、言葉にならないほど響いたのかなってうれしかった」と感慨深そうな表情で続けた。
イベント中盤には、キャストが経験した“ブラックなルール”を語るコーナーも用意された。田中の「ブラックじゃなかったけど厳しかったよね?」との声をきっかけに、同じ高校を卒業した佐藤、高橋、田中の3名は校則に関するトークで大いに盛り上がる。高橋は「恋愛禁止なのもヤバイよね。初めて生徒手帳の校則欄を見たとき、少女マンガかと思った!」と話したあと、「僕のグループ(King & Prince)も恋愛禁止。この先何十年何百年と一緒に歩んで行くと、メンバー内で何が起こるかわからないから」とぽつり。そんな高橋に、佐藤は「ずっと恋愛禁止なんだ? 高校でもキンプリでも」と声をかけた。彼らはその後も高校時代の思い出話に花を咲かせ、佐藤が「樹くんはごはんに連れて行ってくれて、おごってくれました。カーディガンもくれたよね」と懐かしむ場面も。それを受けて田中は「(いいエピソードが)どんどん出てくるね!」と弾けんばかりの笑顔を見せた。
自身が演じた町田希央と同様に、生まれつき髪が茶色いモトーラ。彼女は「私の学校も地毛証明書を出さなきゃいけなかったんです」と劇中と同じ経験をしたと振り返り、「でも出しませんでした」とはにかむ。箭内は「職員室に入る前に言うことが決まっていた」と早口でその内容を紹介して観客を驚かせ、寮の門限が厳しかった堀田は「テーマパークへ行ったときも、花火を見れずに帰ってきました……」と残念そうにコメントした。
マンガ家の此元和津也が脚本を担当した「ブラック校則」は、11月1日より全国ロードショー。
※高橋海人の高は、はしごだかが正式表記
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ドラマ「ブラック校則」
日本テレビ 毎週月曜 24:59~
https://natalie.mu/eiga/news/352428
2019-10-22 10:27:00Z
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