裁判によると、KenKen被告は7月19日、京都市下京区の自宅マンションで、大麻約0.2グラムを所持したとされる。KenKen被告は上下黒のスーツ姿で入廷。特徴的だった長髪は頭の後ろで結んでいた。丹羽裁判官に名前などを問われ、「金子賢輔です」とハキハキと答えていた。
被告人質問などによると、KenKen被告が初めて大麻を吸ったのは17歳の時だったと供述。以降、約10年前から月1、2回のペースで大麻を使用していた。使用した理由について、KenKen被告は「よく眠れたり、体の不調が治ってリラックスできた」と説明。逮捕されることも頭をよぎったというが、「自分が甘かった。仲間や家族、関係者に多大な迷惑を掛け申し訳ない」と反省の弁を述べた。
論告で検察側は、KenKen被告が約10年前から継続的に大麻を使用していることから「大麻の依存性は明らか」と指摘。また「動機は身勝手で短絡的、動機に酌量の余地はない」として、懲役6月と押収した大麻2点の没収を求めた。弁護側は、KenKen被告が逮捕されライブの出演中止など多大な影響があったことで「真摯に反省している」とし、執行猶予付き判決を訴えた。
今回の裁判では30席の一般傍聴席に対し、67人が傍聴券を求めて列を作った。倍率は2.2倍だった。
また、大麻取締法違反罪などに問われたRIZE/The BonezのボーカルJESSE(本名・マック・ファーデン・ジェシー・ソラト/39)被告については8日に初公判が開かれ、検察側は懲役2年を求刑、弁護側が執行猶予付きの判決を求め、即日結審している。判決は今月29日。
https://news.livedoor.com/article/detail/17240932/
2019-10-16 05:40:00Z
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